世界50ヶ国以上を旅したRikiyaが、一目で惚れ、将来の移住地として決めた南仏Annecy(アヌシー)とRikiyaの旅日記



2004年10月01日

中欧紀行~去年からの想い

去年、フィレンツェへ行った帰りに、ウィーンに寄った。

そこで目にしたものは・・・・。

ミュージカル「エリザベート」の看板だ。
私がウィーンに行った2週間後から公演開始とのこと。

悔しい。。。

実は、私はミュージカル大好きなのです。

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2004年10月02日

中欧紀行~ハロッズのテディーベア

先に土産の事を書くのもどうかと思ったけど、あまりにも長~い旅行記になるので、最後から行こう(笑)

僕は、お土産は買わない主義なのですが、自分自身には、毎回、1つだけ買うことにしている。

今回の自分自身への土産は、これ。

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中欧紀行~トランスファー大好き

旅行記をアップしようと思うのですが、あまりにも長いために、ちょっと嫌気が(笑)

という事で、今回も別の話題を。。。


今回、トランスアファーをヒースローで行ったのですが、つくづく、トランスファー好きだということを痛感しました(笑)

僕って、やはり、おかしいようです(苦笑)

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2004年10月03日

中欧紀行~NH2176便にて成田まで

朝4時に起きる。
まだ、外は真っ暗だ。

前日にパッキングをしていなかったので、当日の朝にパッキング。

伊丹空港へと向かう。

ANAのターミナルがある、南ターミナル到着。

ファーストクラスカウンターでチェックイン。

チェックインの際に、いつも聞くことがあるので、聞いてみた。

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中欧紀行~成田空港Vカウンター

定刻どおり、成田空港63番スポットに到着した。

成田空港の全日空(ANA)のカウンターにはいろいろあるけど、
今日は、Vカウンターにてチェックインすることにする。

このVカウンターは、今までいろいろと噂は聞いていたけれど、
利用するのは初めて。

通常ならば、全て手続きは伊丹空港で終えてしまうために、
このVカウンターは、いつも素通りだったのだ。

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成田空港 ANAのVカウンター


このVカウンター、入口がある。

そこを入った瞬間、ANAの支店長さんや、スーツを着たお偉いさんぽい方々が、
一同にお礼をされ、僕に近寄ってくる。

スーツケースは、そのおじ様達に奪われ(笑)、運んでくれる。
僕自身には、お姉さんがずっとつきっきりで、お世話をしてくれる。

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Vカウンターには、赤じゅうたんがひきつめられている。

このVカウンターというのは、

・ファーストクラスで出発される人
・ダイヤ・プラチナ資格がある人

が利用できる専用カウンターなので、待遇が凄いのです。

しかし、このカウンターに入った瞬間に、だだだ~と
おじさまとお姉さんが駆け寄ってきたのは、驚いた(苦笑)

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このVカウンターだけは、完全に隔離された場所にあるために、
とても静かだし、何よりも空いている。

ここで、チェックインして、ブロックをしてもらった。


さて、出国しよう。

中欧紀行~成田空港 ANA Signetラウンジへ

出国審査を終え、時間があるので、ラウンジへ。

通常なら、ここで免税店に行くのだろうけど、
僕は、あまり買物に興味がないので、いつもラウンジに直行(笑)


今日の気分は、Signetだったので、本館側のSignetラウンジへと向かった。

ClubANAでも、良かったのだが、飛行機を見てゆっくりしたかったので、
今日はSignetラウンジへ。


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本館側のSignetラウンジの入口


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Signetを入ったところ

Sigentに入ると、右側と左側に別れている。

意外と、右側のラウンジの存在を知らない人が多く、
いつも、右側の方が空いているのです。


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右側のラウンジへ行く通路

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右側のラウンジ

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入口を入って、左側のラウンジ

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この写真を撮った時間が、パリ線やJFK、フランクフルト行きなど主要な便が
出発する頃だったので、とても空いている。

いや~、こんなにここが空いているのは、久しぶり。


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とりあえずということで、生ビールとチーズで出発準備(笑)

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お腹がすいていたので、お寿司も頂く。




そんなこんなで、時間がやってきたので、そろそろ71番ゲートへと向かおう。

で、ふとラウンジから71番ゲートにあるロンドン行きの機体を見た。


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ピカチュ~だ!(笑)

このポケモンジェットで、ロンドンまでか~。

よし、ピカチュウでいざ、ロンドンに出発!

中欧紀行~ANA(NH201)にてロンドンへ

11時40分出発だったので、搭乗時刻の11時10分前にラウンジを出た。

本館側のSignetから、B71番ゲートまで、徒歩2分ぐらいだ。

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B71番ゲートには、もう他のお客様がいた


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ロンドン・ヒースロー行きNH201便。

4ヶ月前に、フランクフルト行きのNH209便を利用したとき、
搭乗してから、油圧系統の故障で、機内が蒸し風呂状態になって、
機内に入って出発寸前にストップして、ここのB71番ゲートで再度、
待ったことがあるゲートだ。


4ヶ月前の出発トラブルの模様はこちら(苦笑)


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いたいた、ポケモンジェットが!


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ファーストクラス・ビジネスクラスのお客様は搭乗を開始して良いという
アナウンスが流れたので、搭乗することにしよう。

さて、出発だ!


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離陸して、30分後には、最初のウエルカムドリンクが配られた。

いつも、シャンパンを飲むことにしている。

今回のシャンパンは、
「シャンパーニュ・フィリポナ・ル・ルフレ」

説明文によると、

「力強い泡立ちが口中に弾けて広がり、後味に残るほのかな苦味を伴う酸味が
味わいを引き締めています。自社畑のブドウを中心に、ピノ・ノワールとシャルドネを50%ずつ使用した贅沢な逸品です」

とのこと。むむむ、わからない・・・・

まあ、美味しいから良いか(笑)


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ヒースローまで僕のお世話を担当してくれるのは、この男性CA

なかなか、ユーモアもあり、良い人だった。


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ANAのビジネスクラスのコントロールパネル


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最初の飲み物は、ビールを注文。
オリーブと一緒に、飲む。

美味しい。

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さて、行きは洋食にした。

最初の1品目が出てきた。

前菜は、

「地鶏とキノコのテリーヌ、いちじくのコンポート添え」

まあまあの味。
いちじくが苦手な人は、駄目かも。

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「有機野菜のサラダ くるみのオイルとヴィネガードレッシング」


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メインディッシュは、ビーフを選択。

今日のメインディッシュは、

「オックステールのポトフー仕立てのジンジャー風味」


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お腹がすいていたので、デザートを2品もらった。

その1つめは、

「温製りんごのパイ包みのカスタード添え」


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2品目は、

「季節の果物」

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しめのコーヒー


今回の洋食は、なかなか美味しかった!

でも、和食も美味しそうだった(笑)
帰りは、和食にしよう。


さて、映画でも見ようか。。。

中欧紀行~ANA(NH201)にてロンドンへ2

食事が済んだので、映画を見ることにする。

普段は忙しくて、なかなか映画などを見に行く機会がないので、
機内で見だめするのだ。

1本目が良かった!

飛行機好きには、たまらない。

映画「ターミナル」

トム・ハンクス主演の映画だけど、舞台はほとんど空港。
たぶん、見ている限りでは、ニューヨークのJFK空港だろう。

でも、何ターミナルか、わからない・・・(苦笑)

あらすじは、

「この記事を読まれる人が必ず通り過ぎる場所=空港。もしも空港から一歩も外へ出られなくなったら、あなたはどうしますか? ’88年、パリの空港で実際に起きた出来事をモデルに、巨匠スティーブン・スピルバーグが映画化。祖国を失い空港から出られなくなった男の物語を、笑えて、泣けて心温まるエンターテイメント作」

良かった~、おもしろかった!


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映画を見ている僕


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映画が終わったので、バーに行ってみた。

そっこで、スッチーとは今は言わないか(苦笑)、CAさんに
ビールを入れてもらい、談笑する。

このバーでは、お話しできるのが、とても良い(^^)

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ファーストクラス・ビジネスクラス専用のANAのバーカウンンター


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バーで談笑したあと、席に戻って、パーソナルTVで
現在の飛行状況を見てみた。


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まだまだ、シベリア上空だ。

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お腹がすいてきたので、うどんを注文。

実は、僕はどんな機内食よりも、このANAのうどんが大好き!

ほんとうに美味しいのです!

生めんだし、ダシも美味しい!!


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一眠りをしていたら、機内の明かりがついた。
到着、2時間前だ。

セカンドミールが配られた。
セカンドミールも、洋食にした。

メニューは、

・ムール界のクリームソース シャブリワイン風味
・ブレッドロール
・フレッシュフルーツ
・アップルジュース

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さて、もう着陸だ。


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定刻どおり、ロンドン・ヒースロー国際空港第3ターミナルの
27番ゲートに到着した。

さて、これから、難解極まる、ヒースロー空港のトランスファーだ。

中欧紀行~ヒースロー空港にて乗り換え・トランスファー

さて、トランスファーです。

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第3ターミナルのなが~い廊下
「Flight Connections」に従って、進む。

第3ターミナルでは、階段を下りると、バス乗り場になっている。
ここで、第1ターミナルのコネクションセンター行きのバスに乗る。

この日は、だれもバス待ちはなく、すぐに乗車できたけど、
今年の正月に、ここのバス乗り場を利用した際には、
40分も待ったのです(涙)

悪名高き、ヒースローのトランスファーの代名詞でもあります。

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第1ターミナルに到着。
バスから降りて、一旦、2階に上がります。


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開放的な、コネクションセンター


ここで、トランスファーの審査を受けて、第2ターミナルへと向かう


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時間があったので、ルフトハンザ航空のセネターラウンジへと向かう。
ここのラウンジの詳細については、
エアポート・ラウンジ・TVをご覧くださいませ

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セネターラウンジの内部

利用者は、ファーストクラス及びスターアライアンスゴールドメンバーの方です。

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懲りもせず、またしても、ワインを飲むRikiya。
本当に、お酒が好きなようです(笑)

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ワイン片手に、休憩していて、ふと外を見たら、
この虹!!

とても綺麗だった!

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少し、ほろ酔いになったところで、時間があったので、免税店へと向かった
第2ターミナルの免税店街

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第2ターミナル内のハロッズ。

いつもここで、買い物を思いっきりする(笑)

でも、今回は、荷物になるので、帰りに第2ターミナルではなく、第3ターミナルの
ハロッズで買うことにした。

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さて、そろそろ出発時間だ。

ゲートへと向かおう。

中欧紀行~ロストバッゲージ&ザルツブルグへ

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とりあえず、フランクフルトまで、ルフトハンザ航空(LH4737)で行く。
17時40分発だ。

しかし、現在、17時40分。。。。

この遅れが、あとあと、大変な結果になろうとは(涙)

18時ようやく、搭乗開始。


プッシュバックされたのが、18時

えんえんと、誘導路を走り、離陸待ちをして、
テイクオフが18時30分・・・・。

ま、まずい。。。。

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とても綺麗な夕焼け

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ようやく、1時間遅れで、フランクフルト・マイン国際空港に到着。

スポットインは、こんあ大型機材なので、搭乗橋があるスポットだろうと思ったら、
沖止め。。。

バスで、Bターミナルに入ったのが、21時

なんで、こんなに焦っているのかというと、まだここから乗り継ぎがあるのです(涙)

それも、出発時間は、21時20分。

私のベース空港である、フランクフルト・マイン空港は、隅々まで
熟知しているので、出発のゲートまで急いで行った。

そうすると、空港アナウンスが流れている。。。。

ドイツ語で、私の名前を言っている。。。
ひえ~~~~。

よやく、ゲートに到着。
時間は、21時15分


出発まで、あと5分だ。

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ザルツブルグ行きのオーストリア航空(OS270便)
チロリアン航空の共同運航便だ。


ゲートまで来たが、搭乗はしなかった。

なぜか?

常識的に考えて、絶対に荷物が間に合わないからだ。


ルフトハンザ航空のお姉さんと、英語でやり取りをする。


私 「ヒースローからの便が遅れて15分前についた。
   荷物が間に合わないので、確認をしてください!」

お姉さん 「私には、わかりません。そんなことはよいので、搭乗してください!」

私 「荷物が、常識的に考えても、無理でしょうが!
   この便に乗せるのが」

お姉さん 「いや、大丈夫だと思います」

私 「いや、絶対に無理!通常の空港ならまだしも、このフランクフルトですよ?」


お姉さんは、怒りだす。。。。
出発時間がない!乗りなさい!!と。

僕の航空券を無理やり奪い、自動改札機に入れた・・・。

うわ!そんな強行策にでるか。。。。。


最後にお姉さんにもう一度聞く。

私 「絶対に大丈夫なんでしょうね?僕は絶対に無理だと思います!」

お姉さん 「大丈夫!!早く乗りなさい!(ヒステリック気味に・・・」





で、仕方なしに搭乗した。

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ザルツブルグ行きの機材、フォッカー70型機

飛行時間、1時間。

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ザルツブルグ空港に着いたチロリアン航空。

本当に田舎の空港。
ターミナルまでは、歩いて移動。

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夜景が美しい、ザルツブルグ空港のターミナル。
滑走路からの眺め。

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さて、ターンテーブルから荷物をピックアアップしよう。

乗客は、全員で20名ほど。
まあ、すぐに荷物、出てくるだろう。


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回っていたターンテーブルが止まった。
乗客は、全員いなくなった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。







ほら!!!!!

完全に嘘つきだ。
ルフトハンザのお姉さん!!

ロストバッケージだ。。。。(号泣)

普通の旅行者なら、フランクフルト空港の乗り継ぎでも、
荷物のことなんて気にしないだろうけど、僕はそこらへんは
わかっているつもり。

絶対に無理だもん。。。。。

元、旅行社営業マン兼添乗員なんですから!

こうなれば、クレームを言う。

旅行において、絶対に引き下がってはいけないこと。

・オーバーブッキング
・ロストバッゲージ

この2点だ。

徹底的に、言わないといけない。

この時点で、深夜0時。
運悪く、僕が乗ってきた便が最終便。

空港の職員を探す。

で、そこから、どうにかしてくれ!とクレーム攻撃(笑)

ルフトハンザが大丈夫と言ったにもかかわらず、ロストになったというのは
どうして?といろいろ言う。

職員さんも、わからないと。。。。


で、調べてもらったら、やはり、僕の荷物は、フランクフルト空港に
置き去りにされているらしい。

空港職員に、明日の便で必ず、ホテルに運んでくれ!ということと、
今回の紛失のレポートを書かせて、ホテルへと向かうことにした。

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誰もいない、到着ロビー。
そりゃそうだ、もう深夜1時30分・・・

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空港のタクシー乗り場

ううう、、、タクシーがない。。。。

タクシー会社の電話番号を調べて、電話。

「すみません、空港まで1台来て頂戴・・・・」


そして、ホテルに着いたのは、深夜3時・・・・・。


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これが、航空会社から提供された、お泊りセット。
とりあえず、これで、しのいでくれと。。。

そりゃ、そうだ。

着替えも、髭剃りも、ハミガキも、下着も全部、
ないんだもん。

持っているのは、お金とパスポートだけ。

このお泊りセットは、スターアライアンスの共通のものだ。

皆さんも、このお泊りセットはもらわないように
気をつけてくださいませ。

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各国の人に対応するように、お詫び文にも
日本語で書かれていた。

英語・ドイツ語・フランス語・韓国語・中国語・アラビア語など
20カ国の言葉で。


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下着・ハミガキ・ヒゲソリ・ローション・シャンプーなど、
いろいろ入っていた。

さて、寝よう。

今は、、、、朝の4時30分。
うううううう(涙)

2004年10月04日

中欧紀行~ザルツブルグ・モーツアルトの生家

ザルツブルグ・・・

といえば、ほとんどの人が思い浮かべるのが、モーツアルトの生まれ故郷と
言う事を思い浮かべるだろう。

今でも、このザルツブルグには、モーツアルトの生家が保存されている。

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ゲトライデガッセにそびえ建つ、黄色い建物が、モーツアルトの生家だ。

1756年1月27日の夜、この家の4階で生まれた。
生まれてから、17年間、結局、この家ですごしたのだ。

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モーツアルトが実際に作曲に使用したピアノ。

実際に目の前にあると、身震いがするほど、感激した。

Rikiyaは、学生時代からずっとクラシック音楽をやっていて、
幾度となく、モーツアルトの曲を歌ったり、演奏したりしたからだ。

このピアノ、白盤と黒盤が逆になっているのが、わかるだろうか。

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モーツアルト自筆の楽譜

すごく綺麗な音符だった!!

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モーツアルトの生家の前にある、お土産屋さんで、
モーツアルトとツーショット(笑)

これは、オーストリアのお土産の一番の定番、
「モーツアルト・クーゲル」

これは、1890年に菓子職人のパウル・フュルストによって作られた
超有名なお菓子。

僕も、毎回毎回、飽きずにこれを買っている(笑)

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ゲトライデガッセ通りを歩いて、レジデンツ広場へと向かおう。

中欧紀行~ザルツブルグ大聖堂

774年に聖ヴィルギルが創建して、1200年に後期ロマネスク様式に
改築された、このザルツブルグ大聖堂。

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内部は、大理石・絵画で飾られていている。
とても荘厳な大聖堂の内部


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半球天井には、十字架が組み込まれていて、
絵画が施されている


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主祭壇


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約6000本のパイプが使用されている、パイプオルガン。
ヨーロッパ最大級のパイプオルガンだ。

すばらしい!!!!

若き日のモーツアルトも、このパイプオルガンで演奏したという
話も残っている。

中欧紀行~ザルツブルグ・レジデンツ

ザルツブルグは、主に新市街と旧市街に分かれる。

主な見所は、旧市街に集まっているので、
とても動きやすい。

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旧市街で最も大きい広場である、レジデンツ広場。
中央には、1659年に作られた、バロック様式の大噴水がある。

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この広場は、馬車の発着所としても賑わっている。

この広場に面して建つのが、ザルツブルグを1000年にわたって
支配した歴代の大司教の宮殿である、レジデンツだ。

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1619年に完成して、180ものの華麗なる部屋から構成されている

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ヨーロッパ名物のガイドホンで、各部屋を巡る。

いつも思うのですが、なんで、このガイドホン、
欧州ばかりで、日本では見かけないんでしょうね?

素朴な疑問・・・。

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華麗な「騎士の間 リッターザール」

この宮殿で一番のメインのお部屋。

若きモーツアルトが演奏を披露したことのある部屋で、今も
夏を中心に、この部屋でコンサートが開かれている

私が行った日も、コンサートがあるらしく、準備を行っていた。

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漆喰の飾りが見事な、「白の間」
本当に、真っ白なお部屋(笑)

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しかし、本当に欧州の宮殿は、すばらしい。

一番、僕にとって素敵で、一番ほっとできる時間が、
欧州の宮殿や教会にいるときだ。

中欧紀行~ホーエンザルツブルグ城塞

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大聖堂を出ると、気温がぐんぐん上げっていて、
空も本当に良いお天気。

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ザルツブルグの街のどこからも見える、
ホーエンザルツブルグ城(城塞)へと向かおう。

山の上に建っているお城まで、どうやって行くか。

もちろん、歩いてでもOK。
でも、僕には、そんな体力はない(苦笑)

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だから、ケーブルカーで行く(笑)
10分間隔で動いているので、便利。

あ、そうそう、ザルツブルグへ行かれる方は、ぜひぜひ、
ザルツブルグカードを購入してください。

これが、なかなかの優れもので、バスや主な観光地がすべて
このカードの提示で、入場や乗車が可能なんです。

値段は、2004年10月現在で、20ユーロ(1日券)


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僕が使ったザルツブルグカード。
僕は、駅のホームにある、インフォメーションセンターで購入しました。


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小さなケーブルカーの中
3分ほどで、頂上に到着する


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お城から、ザルツブルグの新市街を眺める。

感動!すごい良い景色!!

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このお城が、いかに崖の上に建っているか、
よくわかると思う。


1077年に大司教、ゲープハルトによって建築が開始されたが、
出来上がったのは、なんと17世紀になってから。

600年もかかった計算になりますよね。

中世のお城で、現存するものとしては、とても保存状態がよく、
歴史的価値の大きいお城なんです。

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敵を攻撃するための大砲もありました。


この後、お城のガーデンで、コーヒーを飲みつつ、
ザルツブルグの全景を眺めました。

中欧紀行~ミラベル宮殿

ホーエンザルツブルグ城から、ミラベル宮殿まで、
素敵な川沿いを歩くことにした。

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本当に、緑が美しい

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モーツアルト小橋より、ホーエンザルツブルグ城を眺める

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ミラベル宮殿・庭園に到着

ここは、あの「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台としても、
世界的に有名だ。

ミラベルとは、美しい眺めという意味。
意味の通り、とても素晴らしい庭園が広がる


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ここからの旧市街方面の眺めは最高!


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本当に綺麗なミラベル庭園

ここで、しばらく綺麗な花々を見つつ、ベンチに座っていた。

あ~、やはり欧州って最高。

中欧紀行~ザルツブルグ名物・ボスナ Bosna

昼ごはんを食べたくなって、新市街を歩いて、たまたま見つけた
屋台で、注文したのが、このボスナ。

隠れた名物だというのは、日本に帰ってから
気が付いた。

ホットドッグだと思い、おじさんに注文

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ボスナを作ってくれているところ

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完成したボスナ

一見、ホットドッグのように見えるけど、実際、これがボスナという
食べ物とは知らずに、食べた。


え???

おおおおお!!

凄い!美味しい!

これは、ホットドッグじゃないぞ。
なんだろう?


そう、これがボスナだった。

ボスナとは、ホットドッグの一種で、細い焼きソーセージにミジン切りの玉ねぎ、
パセリとカレー粉をかけたもの。

特徴として、パンがカリッと音がするほど、パリパリなんです。

これで、2ユーロ

ぜひ、ザルツブルグにいかれた方は、探し出して食べてください(笑)
場所を知りたい方は、私までご連絡を。

中欧紀行~ザンクト・ギルゲンへ

今から、ザルツカンマーグートへ行く。

バスでも良いのだが、車を借りたほうが便利なので、
車を借りることにする。

ザルツブルグ市内から、バートイシュルの方に車を走らせると、
15分ほどで、周りの景色が変わってきた。

まさしく、私の愛するサルツカンマーグートだ!

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20分ほど走ると、あたりは牧草地帯

牛や羊がのんびりと、牧草を食べている


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ザルツブルグから車を走らせて、30分ほどすると、1つ目の
湖が見えてきた。

涙するほど、感激!


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すべてが絵になる、ザルツカンマーグート

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ここの場所を、なんとか探し出した!

幹線道路からはずれ、村の地道をひたすら走ると、
急に目の前の視界が広がった!

ここだ!!

あの名作映画・サウンド・オブ・ミュージックの最初のオープニングの
シーンで、ヘリコプターが飛び立ち、写る場所がまさしく、私の立っている
場所なんです!

ううう、感激涙


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最高に見晴らしの良いこの場所で、しばらく
エビアンを飲みつつ、感慨に浸る


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また、車を走らせた。

そうすると、ザルツカンマーグートの中心村である、
ザンクト・ギルゲンの村の街並みが見えてきた。

中欧紀行~ザンクト・ギルゲン村

ザルツカンマーグートの中心村、ザンクト・ギルゲンに到着した。

とても小さな、オーストリアの村

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村の中心の家

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モーツアルトのゆかりの地ということで、幼いモーツアルトが
ヴァイオリンを弾いている像が建っている。

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モーツアルト像の後ろに立っている、村役場

こんな可愛い村役場があるなんて、とても素敵


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モーツアルトの姉の像と、向こうに見える白い家がモーツアルトの母親の生家


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1801年まで住んでいた


実際に実物を見ると、とても感激した。

その後、村にある湖の船乗り場へと向かった。
こんなに良い天気なんだから、ゆっくりと船に乗って景色を満喫しよう。

現地で自由に予定を変更出来る。

これが、一人旅の醍醐味だ。

僕は、ツアーの旅行だけには、絶対に参加しない主義なのです。
アフリカであろうが、危険な中東であろうが、一人旅しか、頭の中にない。

すべてを自分でする喜び・・・

これを味わうと、もうツアーで旅行にはいけないのです。

中欧紀行~ヴォルフガング湖のクルーズ

ザンクト・ギルゲンに車を止め、船乗り場へと向かった。

ザルツカンマーグートには、湖が点在している。

その中でも、このヴォルフガング湖は、美しさでは一番だ。

長さ10キロ、幅2キロ、最深部112メートルの小さな湖だけど、
世界からやってくる人を魅了してやまない湖だ。

このヴォルフガング湖をクルーズする船があるので、乗ることにした。


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そのクルーズの船乗り場

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行き先は、ザンクト・ヴォルフガング。
それまで、5箇所ほど、小さな港を経由する。

約40分ほどのミニクルーズだ。

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出航して後ろを振り向くと、ザンクト・ギルゲンの街並みが見えた。


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秋だというのに、今日は、凄く良い天気で、
気温もぐんぐんと上がる。

半袖で十分だ。

こんな日に、このクルーズに乗って、オーストリアの風に吹かれていると、
もう何とも表現しがたい気分になる

最高だ。


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途中で、いくつか港を経由する。

そのうちの1つの村。

ここらへんは、高級別荘地だ。


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終点のザンクト・ヴォルフガング港が見えてきた。


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ザンクト・ヴォルフガングのシンボル、教区教会の白亜の尖塔が見えてきた。


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さて、到着。

最高のクルーズだった。

さて、ザンクト・ヴォルフガングの街並みを散策することにしよう。

中欧紀行~ザンクト・ヴォルフガングの街

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ザンクト・ヴォルフガングに到着した

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湖岸には、超高級なホテルや、ペンション、別荘地が並ぶ
品の良いリゾート地だ。

ハワイやオーストラリアなどのリゾートとはまったく違うリゾート。
僕は、こっちの方が断然に好き。

この街は、ベナツキーのオペレッタ「白馬亭にて」の舞台として知られる
ホテル・イム・ヴァイセン・レッスルがある街としても有名。

船着場にある目立つホテルがそのホテル。

とても、豪華


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街のシンボル、白亜の教区教会

教会の中には、15世紀に描かれたミヒャエル・パッハーの祭壇画があり、
見ごたえがある。

この祭壇画を見ただけで、Rikiya、またしても涙・・・


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教会から見た、港


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港に隣接するホテルにて、くつろぐ人達


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街の中心部

街と言っても、人口は2800人。
ほとんど、村。

でも、この村は、僕を魅了してやまない、素晴らしい村。

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ここのカフェで、エスプレッソを飲んで休憩。

ヴォルフガング湖を見ながらのエスプレッソは最高


気分がとても高揚してきたので、再度、車を走らせた。

このあたりの高原を車で飛ばすのは、最高に気分がいいのです。

中欧紀行~サウンド・オブ・ミュージックの舞台の街・モントゼー

ザンクト・ヴォルフガングから再度、ザンクト・ギルゲンに戻り、
車で、モントゼーを目指した。

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田舎の高原の道を走る


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あまりの美しさに、心を奪われる

これだから、欧州は最高だ。


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途中、湖があったので、立ち寄った。

そうすると、見事な紅葉が。
ここでしばらく、湖を見ていることに。

この融通が利くのが、一人旅の良いところ。
ツアーでは決して、味わえない。

多分、もしツアーで来ていたら、同じ場所でも、
感動は半減だろう。

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車を走らせること、40分。

モントゼーの街に到着した。

モントゼーは、三日月の形をしたモント湖にある湖岸の小さな街。
人口は3100名。

この小さな街が、有名なのは、そう、
あの「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台になった街だからだ。


映画に出てくる、主人公マリアと、トラップ大佐の結婚式のシーンに出てくるのが
この教区教会。


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教区教会の中。


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教会の前には、色鮮やかな家が立ち並ぶ

とても、可愛い


さて、良い時間になってきた。

ここから、ハイウェーイ(高速道)を飛ばして、ザルツブルグへと帰ることにしよう。

また、明日も、ザルツカンマーグートを散策することにした。

2004年10月05日

中欧紀行~看板が美しいザルツブルグのゲトライデカッセ通り

私が、ザルツブルグで最も好きな場所、それは
旧市街にある、ゲトライデカッセ通りだ。

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ゲトライデカッセ通り

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この通りには、お店がたくさんある。

そのお店には、必ず看板を出すと言う風習があるのですが、
そのお店独自で作れるために、どの看板もとても可愛く、
お洒落な看板なのです。

この看板1つとっても、日本とのセンスの差を感じます。

それでは、Rikiyaのお薦めする、ゲトライデカッセ・コレクションの開演です♪

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上に真珠があるので、宝石屋さん

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マクドナルド(笑)
可愛いね。


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魚屋さん

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こちらも宝石屋さん


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靴屋さん

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ホテル


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ルイ・ヴィトン


と、この看板を見ているだけで、楽しくなってきます。

まだまだ紹介したいけど、あまりも多いので、
あとはご自身で、ゲトライデカッセ通りに行って、確認してくださいね。

2004年10月06日

中欧紀行~ザンクト・ヴォルフガングへ

朝、4時に起床する。

眠い・・・・・。

あたりは、当たり前だけど、真っ暗。

シャワーを浴びて、ホテルを出る。
ザルツブルグ中央駅まで、朝の4時30分に日本人が1人で歩いている。

う~ん、あほだ・・・・(苦笑)

ホテルから中央駅まで、徒歩10分。

駅前のロータリーには、各地へ向かうポストバス乗り場がある。

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ザルツブルグ駅前の長距離ポストバス乗り場

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朝5時、始発のポストバスがやってきた。

ザルツブルグ中央駅から、バートイシュル駅までを約3時間ちょっとで結ぶ
ポストバスだ。


昨日、車で走ったところを、今日は、ポストバスに乗る。

昨日行った、ザンクト・ギルゲンを経由し、左手にヴォルフガング湖を
見ながら、バスは走る。

と言いたいけれど、まだ外は真っ暗なので、何も見えない。

ちょっと一眠りをしていると、シュトーブルという小さな村に到着。
ここで、バスを降りる。

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ここでバスを乗り換えて、ザンクト・ヴォルフガングへ向かう。

今まで乗ってきたバスは、乗客は4名だけだったが、
ここからの乗り換えのバスは、中学生と高校生が多く乗ってきた。

地元の学校に通うために、毎日、このバスに乗っているらしい。

ザンクト・ヴォルフガングに着くまでに、この学生さんたちと
話しをしていた。





ザンクト・ヴォルフガングに到着!

しかし、今、朝の7時。

恐らく、朝食を食べる場所などもないだろうと思って、前日の夜、
サンドイッチを購入しておいた。

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あわせて、5ユーロ

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それを湖岸の公園で食べる。

こんな空気の美味しいところで食べる朝食は、最高!

ここで時間をつぶして、目的である、
シャーフベルク鉄道の湖岸駅へと向かった。

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シャーフベルク鉄道の湖岸駅に到着!

中欧紀行~シャーフベルク鉄道

今回、どうしても乗りたかったので、朝4時に起きて、ここまで
3時間かけてきた理由は、このシャーフベルク鉄道に乗る事。

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このシャーフベルク鉄道は、あの名画「サウンド・オブ・ミュージック」にも
登場している鉄道。

ヴォルフガング湖の背後にある、シャーフベルク山(標高1783メートル)の
山頂まで、蒸気機関車が後ろから、ポッポッポッ~~~と押していく
とても可愛い鉄道。

尖っている先が山頂。

あそこまで、蒸気機関車で登る


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湖岸駅の改札口(笑)

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写真のように、あまりにも急勾配なので、蒸気機関車が引っ張って登れないので、逆に、お尻から機関車が押していくのです。

これが、愛らしくて、可愛いのです。


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なんと!乗客は私1人だったので、機関車に乗せてもらいました(^^)


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最初は、なだらかな登りなのですが。。。


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そのうち、めちゃくちゃ急勾配になってきます。

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かなり登ってきました。

頂上まで、もう少し。

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山頂駅に到着。

ちょっと、空気が薄い・・・


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山頂駅の様子。

帰りは、機関車が先頭で、バックしていきます。

また、これも可愛いのです。

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本当の山頂には、ホテルがあります。

僕もここのホテルで、コーヒータイムをすることに。

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最高に眺望の良い景色。

朝早く起きて来た甲斐がありました!

中欧紀行~いざ、ハルシュタットに向けて

シャーブベルク鉄道で下山してきて、お腹が空いたので、
湖岸駅にある土産物屋で、ホットドッグを購入。

バスを待っている間に、食べた。

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バスも1日に数本しかないのだが、うまく時間に合ったようで、
ホットドッグを食べたら、すぐに来た。


そのポストバスに乗り、シュトーブルの村へ。

乗り換えの村のシュトーブルから、バートイシュル行きに乗り換えて、バートイシュルへと向かった。

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終点のバートイシュル駅。

時間がなかったので、そのまま電車に乗ることに。

でも、このバートイシュルに、たとえ数時間でもいたかった(涙)

そう、このバートイシュルの村は、人口14000人の小さな村でありながら、
大変有名な村でもあるのです。

それは、ハプスブルク家の皇帝、フランツ・ヨーゼフ皇帝がその生涯のほとんどをこのバートイシュルの別荘地で過ごしたのです。

ということは。


ということはですよ!!(笑)


私の大大好きな、エリザベート妃もここに滞在しておられたのです。

フランツ・ヨーゼフが求婚・婚約をしたのも、ここバートイシュルなんですね。

ここは、バートイシュルという名前からもわかるように、温泉地です。


ですので、次回は、ここの温泉にゆっくりつかって、
数日、バートイシュルの村で過ごす予定です。

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本当にのんびりとした、バートイシュル駅。

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電車がやってきたので、乗ろう。

目的のハルシュタット駅まで、20分ほどだ。

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ハルシュタット駅に到着!

到着は良いけど、無人駅だ。。。

誰も、電車から降りない。。。

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無人駅に唯一の道があり、それは駅の下にある、
船着場まで延びている


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山を下ると、船着場に到着。

ここから渡し舟にのり、ハルシュタットへと向かう。


世界遺産・世界で一番美しい村~ハルシュタット


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船着場からは、対岸のハルシュタットの街並みが見えている


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渡し舟で湖を渡るが、波1つない・・・。

これが、ハルシュタットの静寂なのだ。

素晴らしい!!


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もう完全に、絵画の世界♪


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さて、世界遺産、ハルシュタットの街に到着


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世界遺産・世界で一番美しい街、ハルシュタットの静寂を楽しもう。

中欧紀行~世界遺産・世界で1番美しい街~ハルシュタット

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やはり、美しい

素晴らしすぎる、ハルシュタット

Rikiya、涙する。。。

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ハルシュタットの中心、マルクト広場

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マルクト広場に面する家々

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お腹が空いたので、ハルシュタットの名店、
ガストホーフ・ツァウナー・ゼーヴィルト(Gasthof Zauner Seewirt)へ向かった。

マルクト広場に面してある、レストランだ。


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ガストホーフ・ツァウナー・ゼーヴィルトの外観

ハルシュタット湖で捕れた魚や、郷土料理が食べられる。


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ガストホーフ・ツァウナー・ゼーヴィルト(Gasthof Zauner Seewirt)

住所:Marktplatz 51
TEL:06134-8246


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中でも食べれたけど、天気が良かったので、
テラスで昼食をとることに。


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ハルシュタット湖で捕れた魚をオーダー

めちゃっくちゃ美味しい!
塩味が利いていて、美味


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もちろんビールも♪


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う~ん、満足・・・


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食事後は、ハルシュタット湖を西へと湖岸沿いに歩いた。

お洒落なテラスが並ぶ


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途中で写真をパチリ

いや~、本当に世界で一番美しい街と言われるのがわかる。


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これ、ケーブルカー。

山頂まで登ることにした


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山頂から、ハルシュタット湖を眺める

いや~、絶景だ。


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下山して、お土産屋さんを覗く

このカラフルなガラスの飾り。

この中には塩が入っています。
なんと、2億5千年前の塩が。

ハルシュタットをもう1つ有名にしたのが、世界最古の塩抗があるのです。
だから、お土産は、もっぱらお塩!


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で、入れ物が可愛いので、今回の友人たちのお土産はこれに決定!


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船に乗る前に、もう一度、ハルシュタットの景色を目に焼き付けた。

2004年10月07日

中欧紀行~ウィーンへ

ハルシュタットからザルツブルグへ戻り、宿泊。

翌日、ウィーンへと向かうことに。

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ザルツブルグ中央駅のメインホール

電車を決めていなかったので、切符売り場で電車を決める。
ちょうど良い特急電車があった。

ザルツブルグ中央駅からウィーン西駅行きのユーロシティー(EC)があった。

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ウィーン西駅行きのユーロシティー(EC)国際特急列車

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9時10分発だ。

サンドイッチとコーヒーを買って、車内で食べることにした。


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座席は、コンパートメント。
6人用の個室だったが、ウィーン西駅に到着するまで、誰も乗ってこなかった。

1等にして正解!

車窓には、田園風景が広がる。
最高によい感じ♪

まるで、「世界の車窓から」のようだ。
あのTV番組、毎日、欠かさず見ている。

約3時間、国際列車に揺られて、ウィーン西駅に到着


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ウィーン西駅のコンコース

国際列車の発着するターミナルだけあって、とても活気がある

タクシーに乗り、ウィーンの私の定宿、
「インターコンチネンタル・ウィーン・ホテル」へ向かう


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インターコンチネンタル・ウィーン・ホテル

外観は古いが、内観・サービスは最高レべル
さすが、5つ星ホテルだ。

ウィーンを代表する名門ホテルだ

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ホテルのロビーにあるラウンジにて、コーヒーを飲んだ後、
ホテルのフィットネスジムで汗を流した。

そして、部屋で1時間ほど眠る。

さて、ウィーン市内へ向かおう。

中欧紀行~フィグルミューラーのウィーナーシュニッツェル

お腹が空いたので、昼食を取ることに。

ホテルからとりあえず、シュテファン寺院の方まで歩いた。
この道、いつ来ても、変わらない。

これって、凄い事だと思い、シュテファンまで散策。

で、昼食は何にしようかと悩む。

いつも行く、カフェという手もあったが、なぜか今日は、
思いっきり食べたい気分。

ならということで、シュテファンの裏手にある、フィグルミューラーへと向かった。

これでは、思いっきり観光客ではないか(苦笑)

どうも、欧州に行って、観光客っぽい事をするのが
非常~に嫌。

だから、日本人のいるところも、とっても嫌(笑)

おばさんたちが、ツアーでじゃんじゃん来るような所に行くと、
本当にうんざりしてしまう。


ということで、フィグルミューラーに行くが、
日本人の姿はなし!

良かった(^^)

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1905年創業のウィーナーシュニッツェル専門店。

世界にその名を馳せている

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昼時から外れているにもかかわらず、凄い人!

私は1人なので、必然的にグループが優先され、案内される。
こういう時は、1人旅の欠点だ。

私の前に、1人旅らしき女性がいる。
で、僕と目が合い、一緒に食べましょうか?ということになる。

2人だと、すぐに案内してくれた。

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その彼女は、フランスのパリから一人旅に来ていた。

とてもキュートな彼女。

食事が来るまで、いろいろと話す。
こういう出会いがあるからこそ、旅は最高なんだ。


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ここの食事では、ほぼ全員がこのメニューを注文する

11.5ユーロだ。

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10分ほど待つと、出てきた。

名物、ウィーナーシュニッツェルだ。
完全に、料理がお皿からはみ出している。


自慢じゃないが、これを注文して、今まで食べきったことがない(苦笑)

情けない・・・。

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彼女も、結局、半分ほど残す


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僕も3分の1ほど残す。

やはり、今日も食べきれない。

ワインを飲んで、かな~りほろ酔い状態で、店を後にした。
彼女とは、ここでお別れ。

さて、これだけ食べても、デザートだけは別腹という。

ということで、デザートを食べに行こう(笑)

体重が気になるRIKIYAだった・・・。

中欧紀行~ザッハートルテ&デーメル

昼食をお腹いっぱい食べ、もうギブアップ。

しかし、デザートを食べに行くRIKIYA(苦笑)

ウィーンに来れば、毎回必ずすること。
それは、ザッハートルテを食べること。

ザッハートルテとは、何?という方は、
Googleで調べてください(笑)


5分ほど歩くと、ウィーンで一番の高級な通り、
コールマルクト通りに到着する。

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超高級ブランドストリート 「コールマルクト通り」

この通りへ来ると、ワクワクする。

この通りの突き当たりに見えるのが、王宮だ。

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この通りには、シャネルをはじめ、グッチ、ルイ・ヴィトンなどが勢揃い!

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シャネルの向かいに、大好きなデーメルがある

ウィーンの、このお店にも良く来るが、世界で唯一の支店が
東京の表参道にある。

東京へ行き、時間があると必ず食べる

東京の表参道の様子はこちら


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DEMEL

あまりにも有名な超高級カフェ・コンディトライ。
1786年創業、ハプスブルク家のフランツ・ヨーゼフ皇帝ご用達のお店。


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重厚な店内は、世界各地から来るお客様で賑わっている


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お土産用のザッハートルテ。

木の箱に入っていている。

僕の欧州のお土産は、ほとんどコレ


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店内で、カフェすることに♪


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お腹がいっぱいにも関わらず、ザッハートルテとカフェラテを注文(笑)


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いや~、いつ来ても美味しい!

ということで、完食~\(^o^)/


のんびりとした、カフェタイム。

さて、この後は、エリザベートミュージアムに行こうか。

中欧紀行~エリザベート・ミュージアム

ザッハートルテを食べ過ぎて、気分が悪い(苦笑)

さて、デーメルから歩いて1分、目の前に広がるのが、王宮だ。

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ハプスブルク家が650年もの間、住まいとした王宮だけに、
内部は豪華絢爛・そしてめちゃくちゃ広い。

その王宮内に、今年出来たばかりなのが、
エリザベートミュージアム。

別名、シシィミュージアム。

エリザベートは、私が一番好きな歴史上の人物。

そのエリザベートのミュージアムが出来たというからには、
絶対に行かなくてはならない(笑)


そのエリザベートミュージアムは、王宮を入ったところにある。

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エリザベート・ミュージアムの入口。

前は、馬車の通り道になっている


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エリザベート・ミュージアム(シシィ・ミュージアム)だけではなく、
他の2つのミュージマムも一緒に入っている。


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エリザベートの愛称が、シシィと言われていた為に、
シシィ・ミュージアムとも言われている。

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ミュージアムの中は、もう最高!!

エリザベートファンには、もう本当にたまらない内容ばかり!

こんな興奮したミュージアムも久しぶり!

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私が一番、感動したのがコレ!

エリザベートが、バートイシュルのカフェにて、食事をした際の注文した伝票

エリザベートは、その美貌を保つために、一切の甘い物を
食べなかったとされているが、この伝票には、甘いケーキなどが
注文された記録が残っている。

さすがに、天下のエリザベートも甘い誘惑には勝てなかったか・・・

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エリザベートが入浴したバスタブ

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エリザベートが食事をしたダイニング

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売店には、エリザベート人形がずらりとあった(笑)

いや~、本当に面白い!

最高だった。

このミュージアムは本当にお薦めです♪

中欧紀行~ミュージカル・エリザベート・ウィーン公演観劇

エリザベートミュージアムを見て、ホテルへ1度帰る。

シャワーを浴びて、着替えることに。

今日は、今回の旅の一番のメインイベント、
ミュージカルのエリザベート・ウィーン公演を観劇することだ。

昨年、ウィーンに来た時には、公演が始まる直前だったので、見れず。

このエリザベート、日本では、宝塚歌劇団が公演をして以来、
爆発的ヒットとなったミュージカルだ。

宝塚といえば、ベルサイユのばらが有名だが、いまや、
宝塚といえば、エリザベートなのです。

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着替えて、ホテルを出発

エリザベートの公演が行われているのが、
アンデアウィーン劇場(Theater An Der Wien)なので、ホテルから歩くことに。

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リング沿いに歩いていると、目の前に、
欧州最高峰の超名門ホテル、インペリアルホテルが見えてきた。

凄い綺麗なライトアップ

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ホテルから歩いて15分ほどで、アンデアウィーン劇場に着いた。

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エリザベートは、ウィーン在住の声楽家でソプラノ歌手のKEIKOと見ることに。

学生時代の友人で、卒業してからウィーンでずっと声楽家をやっている。

ウィーンに来ると、いつも一緒に食事をする。

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内部は、オペラ座のように豪華絢爛

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絶対に良い席で見たかったので、BOX席を日本でキープしておいた

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休憩時間に、劇場内のカフェで飲む。

飲むのは、オレンジジュースとリキュールで割ったお酒。

こちらの人は、これを休憩時に飲む。

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2時間半のミュージカルが終了!

凄い!

素晴らしい!

表現がしようがない!

Rikiya、涙・涙・涙


いや~、素晴らしい!!!


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観客も、スタンディングオベーション!


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何度も何度も、カーテンコールが続く。


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日本では、宝塚歌劇や、東宝のエリザベートも見たが
はやり、格が違う!


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こんなステージ真近で見られて、幸せ


ステージ終了が22時30分。

お腹が空いたので、食事に行くことに。


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オペラ座の近くにある、ベトナム料理店に。


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とても美味しいベトナム料理。


あ~、最高の1日でした。

エリザベートは最高です!

2004年10月08日

中欧紀行~中世の宝石・プラハへ

朝4時に起床する。

前日、KEIKOと飲んで別れたのが深夜1時。
そのまま、ホテルに帰ってそのまま寝る・・・zzzz

で、朝、4時にモーニングコールを頼んでおいた。
鳴ったが、起きれない・・・(T_T)

シャワーを浴びて、とりあえず、ホテルを出ることに。

今の時間帯、交通機関は動いていないので、タクシーで
ウィーン国際空港・シュベヒャートまで行くことにした。

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朝5時30分のウィーン・シュベヒャート国際空港の出発カウンター

さすがにこの時間帯、空いている。

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朝食を食べていないので、ショッピングモールまで探しに行ったが、
案の定、お店は全て閉まっていた。

しかたないので、先に搭乗手続きをする。


今日は、このウィーンからチェコの首都、プラハまで日帰りで行くことにした。

もちろん、長距離バスや電車でも行けるのだが、
やっぱり飛行機のほうがいい。

今回、オーストリア航空のオーストリアンパスを使用することに。
なかなか、安くてよい感じ。

時間があるので、ラウンジへと向かった。

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オーストリア航空のビジネスクラスラウンジ

このラウンジは、本館側にあるビジネス・ラウンジ・プラザです。

ビジネス・ラウンジ・プラザは2003年5月、リニューアルオープンしました。
約500平方メートルの広さを持つこのラウンジは、フレッシュな春を思わせるモダンな
色調とインテリアで統一され人気があります。

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ラウンジ内に、展望ルームもある!

ここからの飛行機の眺めは最高!!

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ドリンクカウンター


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ソフトドリンクもアルコールも、とても豊富!

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めちゃくちゃお腹がすいたので、ラウンジ内で食事をする

パンも3個食べてしまうほど、お腹が空いていた。
こういう時に利用できるラウンジは、本当にありがたい。


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さて、時間だ。

7時15分発、オーストリア航空703便(OS703) プラハ行きだ。

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飛行機までは、バス移動。

ここのシュベヒャートで、バス搭乗以外、乗ったことがない。
それほど、バス搭乗が多い空港なんです。


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プラハ行きの機内で出た、機内食。

まあ、飛行時間1時間なので、こんなもんでしょう。


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チェコ・プラハ国際空港に到着


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首都の国際空港にしては、めちゃくちゃ狭い小さな空港。

チェコは社会主義国でしたが、その当時の面影は改修され、
あまりなくなっておりました。

さて、バスにて市内へと向かおう。

中欧紀行~神秘の街・それがプラハ

長く複雑な歴史の中で、重要な役割を果たしてきた旧社会主帰国のチェコ

重厚で威厳さえ漂わせる歴史的建築物の数々。

その集積地というべき街が、チェコの首都、プラハだ。

・ヨーロッパの魔法の都
・黄金の街
・北のローマ
・ヨーロッパの音楽学院
・百塔の町
・建築博物館の街


こらまでに、プラハを訪れた人々によって捧げられた
称賛の言葉は数知れない・・・。

皆、プラハを体験したら、その魅力にとりつかれて、
何か言わずにいれなくなる。

そして、プラハを再訪する。

そんな1人が、私だ。


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世界遺産 カレル橋とプラハ城 


詩人アポリネールは、
「プラハはヨーロッパでも最も興味深い5つの都市の中に入る」

スラヴ学者リッペリーノは、
「神秘を説明する他の言葉を探そうとしたら、プラハという言葉しか思いつかない」

とまで言わせる街、それが東欧の中心国、チェコの首都・プラハだ。


プラハ国際空港に到着して、CEDAZ社のミニバスで、共和国広場まで行く。

バスの乗客は、僕1人だ!
快適~。

25分で共和国広場に到着。

その後、歩いて、旧市街にある旧市街広場へと向かった。

中欧紀行~プラハ・旧市街広場

プラハの心臓部とも言えるのが、この旧市街広場

11世紀、ドイツやフランスなどとの商業的関係の発展に伴い、教会や商人たちの住居などが建てられるようになって、この広場が次第に形づくられていくようになった。

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旧市街広場とティーン教会


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この広場の特徴が、広場を取り囲むように建っている建物群

ゴシック様式、ルネッサンス様式、バロック様式など、プラハの歴史に登場したほとんどの時代の異なる建築様式が混在しており、素晴らしい歴史の生き証人となっている。


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本当に様々な建築様式がならぶ。

素晴らしい!


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広場の東に建つのが、2本の尖塔が目を引く教会、ティーン教会だ

とても美しいゴシック様式


手前の像は、チェコ人の誇り、ヤン・フスだ。

ヤン・フスは15世紀のチェコにおける宗教改革の先駆者。

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広場には、旧市庁舎も建っている。

この旧市庁舎にある有名なものが、この天文時計。

縦に2つの円が並んでいて、それぞれが作られた当時の宇宙観(天動説)に基づいた天体の動きと時間を表しています。


上の円は、地球を中心に回る太陽と月、その他の天体の動きを示し、年月日と時間を示しながら、1年かけて1周するのです。

下の円は、黄道12宮と農村における四季の作業を描いた暦で、1日にひと目盛り動きます。


本当に神秘的な動きをする時計で、これを見るだけでも
プラハに行く価値はあります!

しかし、中世の人達は、本当に凄い・・・。

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プラハで一番有名なお土産、マリオネット

これは紐で操る人形です。
チェコを代表するお土産。

だから、どこでも売っています(笑)

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広場をうろうろしていたら、犬が近寄ってきた。
どうも、僕は、犬に好かれる人間らしい。。。。

以前の日記でも、犬に好かれる。。。(苦笑)
以前の日記はこちら♪

中欧紀行~プラハの至宝・カレル橋

プラハの代名詞とも言えるのが、カレル橋だ。

ヴルタヴァ川にかかるプラハ最古の美しい石橋・・・
それがカレル橋。

14世紀後半から15世紀のはじめにかけて、カレル4世の時代に、
ゴシック様式で建造された。

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カレル橋の全景

全長約520メートル、幅は10メートルもある。

両側の欄干に並ぶ30体の聖人像が目を引く。。。

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隣の橋から見た、カレル橋


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カレル橋の旧市街側の入口に建っている橋塔

昔、通行料を徴収するために、建てられたが、
今は一般開放され、塔の上に登ることができるようになっている。

僕も登ってみた。

欧州で大抵、こういう塔や、教会の尖塔などに登れる場合は、
全て登っている僕(笑)


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塔の上から見たカレル橋

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いつも多数の海外からの観光客で賑わっている


塔を降りて、カレル橋を歩こう

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橋のたもとから見た、プラハ城

何だかとても絵になる風景・・・


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プラハ城は、プラハ市街を一望できる山の上にある

今からあの山を昇り、プラハ城まで行くつもり。

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橋の上には、観光客目当てのお土産屋さんが、多数並ぶ


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お土産屋さんだけでなく、大道芸人さん達の発表の場でもあるのです♪

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橋の上には、このような聖人像が30体もある

橋の上は、さながら屋根のない聖人像の美術館でもある


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さて、橋を渡りきった。

お腹が空いたので、カフェで昼食を取ろう。

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カフェで昼食タイム♪


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モッツアレラチーズとトマトをおつまみに、ビールを注文した。

このチェコはピルスナービールとバッドワイザーの発祥の地

だから、街中、ビアガーデンだらけ。
とても僕にとっては嬉しい街!(笑)

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ビール発祥の地で飲む、ピルスナービールの味は格別です\(^o^)/

中欧紀行~プラハ城

ヴルタヴァ川の西岸、フラッチャニの丘の上からプラハの市街を一望する歴代の王の住まい

それが「プラハ城」

9世紀半ばに城の建築が始まって以来、幾多の変遷を経て、14世紀のカレル4世の時に、現在の威容がほぼ整えられた。

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旧市街か見たプラハ城

その威厳さがヒシヒシと伝わってくる、素晴らしい建築物



城壁に囲まれた広大な敷地には、旧王宮、教会、修道院などが建つ


お城の正門では、儀礼服で身を固めた城の衛兵が、直立不動で建っている


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交代があるまで、1歩も動いては駄目!
喋っても、駄目なのです!

可愛そう・・・(苦笑)

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そんな衛兵さんの隣で、ふざけて敬礼をするRIKIYA(笑)

衛兵さん、ごめんね~


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衛兵さん、お待たせ!

交代の衛兵さんが、控え室から行進してきたよ!

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交代儀式をする衛兵さん

お疲れ様でした!


衛兵さんの交代式を見てから、お城の中に入る

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プラハ城の代名詞、聖ヴィート教会

見るものを感動させる、ここまでの建物は、そう滅多にない。

RIKIYAも、めちゃくちゃ感動に浸る!

すごい建築物だ。。。。


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大聖堂の中

この大聖堂は、奥行き124メートル、幅60メートル、塔の高さ96.6メートル

ゴシック建築としては、僕が見た中で、世界最高傑作だと思う。
これは、本当に言葉も出ないほど、素晴らしい。


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19世紀末から20世紀にかけて作られた見事なステンドグラス


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お城の中で一番広い広場

向こうに見える建物が、王宮だ

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プラハ城の一番奥にあるのが、「黄金小路」だ。

色とりどりの小さな家が並んでいる

まるで、おとぎ話しの世界にタイムスリップしたようだ


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1階部分が、人間の身長ぐらいしかない家

なんだか、東京ディズニーランドのトゥーンタウンに来ているみたい(笑)

可愛い♪


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これらの家は、現在、すべてお土産屋さんになっているが、
昔は、ちゃんとした住居で、住民たちは住んでいたのです!

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とってもお洒落な飾り付けがいっぱい!


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プラハ城から見たカレル橋と旧市街方面


あ~、本当にゴシック様式の真髄をこのプラハで見たような気がする


素晴らしい!

中欧の宝石と呼ばれるだけなの街・それがプラハ

私を完全に魅了させたようだ。

ありがとう、プラハ・・・




さて、ウィーンに帰らなければ。

プラハ国際空港へと向かおう

中欧紀行~プラハ空港・ラウンジ・ウィーンへ

共和国広場から再び、ミニバスに乗って、
プラハ国際空港へと向かった。

搭乗手続きをしようと思ったが、時間が早く、
まだ受付けてもらえない。

ベンチに座って、搭乗手続きが開始されるのを待った。


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プラハ国際空港の出発フロア


そうすると、僕の目の前のカウンターで、老夫婦が係員ともめている

もう5分もたっているのに、まだいろいろと喋っている

その老夫婦の旦那さんと目が合い、旦那さんが僕の目の前に
走ってこられた。

な、な、なんだろう・・・・。

「日本人ですか?」と聞きはるので、はいそうですと答えると
安堵の顔

話しを聞くと、ツアーでプラハに来ていたが、奥様が骨折をされて
日本に至急、帰らないといけないとの事。

でも、添乗員さんは、ツアーの人達を連れて旅をしないといけないので、
空港までこれなかったと。

で、空港に来たけど、英語もドイツ語も出来ないので、
困っていたと。

プラハという街の性格上、日本人がいる確立はきわめて少ない。

だから、旦那さんは僕の顔を見ると、大喜びだった(笑)


結局、エールフランスでパリまで行き、そこからJAL便の予約をして
発券をしてチケットを老夫婦に渡してあげた。

とても、喜んでおられた。

搭乗手続きを済ませ、ラウンジへ

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プラハ空港の免税店売り場

やはり、旧社会主義国なのか、いまいち、ぱっとしない。。。

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スターアライアンスのプラハ空港のラウンジ入口

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ラウンジ内

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大きな窓からは、飛行機がとてもよく見える

とてもよい感じ

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ビールは、もちろん、チェコ産のピルスナーがあった\(^o^)/

2杯ほど飲んでいると、搭乗時間に。

プラハ空港からウィーン・シュベヒャート空港まで乗り、ウィーン到着。

さて、明日は、早起きして、ロンドンへと出発だ。

2004年10月09日

中欧紀行~ヒルトン・ロンドン・メトロポールホテル

ウィーン・シュベヒャート空港から、オーストリア航空にて、
ロンドン・ヒースロー空港に到着した。

ヒースローエキスプレスに乗ってパディントン駅まで行く。

ロンドンでの宿泊先は、ヒルトン・ロンドン・メトロポールホテルにした。

パディントンから歩いて10分の便利な場所だ。

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モダンな建物のヒルトン・メトロポールホテル


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ロビーは、吹き抜けになっている

チェックインしたら、部屋を無料でエグゼクティブフロアーの部屋に
アップグレードしてくれた。

部屋に入って、10分後、スタッフの方が、ウエルカムフルーツと
チョコレートを持ってきて、挨拶された

う~ん、これもヒルトンホテルオーナーズゴールドVIPカードの威力だ。

このカード、なかなか使えそう♪


ちょっと時間があったので、エグゼクティブフロアーの
ラウンジで休憩することに。

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かなりゴージャスなラウンジ

とても落ち着ける


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ソファーも凄くフカフカ!


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食事もアルコールも無料だ

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体がなまっていたので、小1時間ほどプールで泳ぐ

お昼という時間帯からか、誰も泳ぐ人はいなかった。

とても快適~♪

2004年10月11日

中欧紀行~ウォルトン・オン・テムズ

もう中欧から離れて、イギリスに来ているのに、中欧紀行というのも
タイトルが変だけど、まあ良いか(苦笑)

さて、最終日だ。

今日の夕方には、成田に向けて出発しなければいけない。

今更、ロンドンを観光するつもりはないので、どうしても1番行きたい所、
ロンドン郊外にあるウォルトン・オン・テムズという街に行くことにした。

この街は、私が15年前に留学していた思い出深い街だ。

私の青春の全てが、この街にあると言っても過言ではない。


当時は、学校が終われば、毎日、ロンドン市内まで出てきて
遊んでいたものだ。


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その時、必ず使っていた駅が、このウォータール駅。

今では、パリ行きの超特急ユーロスターの駅として有名

当時は、全くそんなものはなかったが(笑)

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15年前と全く同じ電車!! 凄い!

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ウォータール駅に停車するユーロスターとロンドアイ(観覧車の事)

40分ほど急行電車に乗る

車窓は、当時と全く変わっていない

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イギリス国鉄、ウォルトン・オン・テムズ駅に到着

懐かしさのあまり、涙出る。。。。

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週に2回~3回は利用していたパン屋さん!

まだあるんだ~~(嬉)

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ここのパン、本当に美味しい。

ここで一緒にチーズを買って、パンの上に乗せて食べていた

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郵便局

1週間に1度ぐらいは、ここから日本の家族に手紙を出していた

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街のメインストリート

本当に静かな環境の良い街


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通学していた学校

全く、変わっていない


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学校が終わると、いつも行っていた学校近くのマクドナルド

ここで夕方まで友人と喋っていた


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ウォルトン・オン・テムズの名の通り、街の中心部には、
テムズ川が流れていて、ヨットなどが停泊している

学校から歩いて、すぐの所にある


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地元のイギリスの中学生や小学生とサッカーをしたグラウンド

年齢は下にも関わらず、いつも負けていた・・・(恥)

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体力をつける為に、通っていたプール


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学校に行く前、朝6時ぐらいから泳いでいた

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当時、ホームステイで僕が住んでいた家

当時のお世話になったおじいさんとおばあさんは、もう亡くなっている

10年前にここを再訪した際に、隣のお姉さんに聞いた。

今では、この家も、他の方の所有らしい。

なんだか、ちょっと寂しい


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さて、ロンドンに帰ろう。

飛行機の出発時間まで、あまり時間がない

中欧紀行~ノッティングヒルの恋人

僕の1番好きな映画、それは「ノッティングヒルの恋人」だ

現代版ローマの休日とも言える、とてもロマンチックな映画

もう今まで何度見たことか・・・


そのノッティングヒルと恋人の舞台となった、ノッティングヒルは、ロンドンの西部に現存する

ヒースロー空港へ行く前に、どうしても見たくなってノッティングヒルへと向かった

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映画の舞台となった、トラベルブックショップも、ちゃんと旅行書の書店として
営業している


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本屋の内部も、映画に出てくるそのまま

とても感激!


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ノッティングヒルの市場も、映画に出てくるそのまま


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いろいろなお店が、屋台を出していて、とても楽しい!


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生鮮食品も充実


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しばしの時間、ノッティングヒルの恋人の舞台に浸っていた。。。

中欧紀行~NH202便にて成田へ

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ロンドン・ヒースロー国際空港第3ターミナルに到着

チェックインを済ませ、免税店へ

お決まりのお店へ直行♪

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そのお店とは、ハロッズ

ロンドンでは、ナイツブリッジの本店に行く事ができなかったので、
ヒースローの中のお店で買い物


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と言っても、買ったのは、このテディーベアーだけ


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その後、SAS(スカンジナビア航空)のラウンジへ


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ヒースロー第3ターミナルの中では、SASのラウンジが1番良かった

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19時25分発、ANA202便成田行き

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NH202便が見えた。

あ、帰りもポケモンジェットだ

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出発を待つ搭乗ゲート20番内

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最初のドリンクは、シャンパンに

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次は、アサヒスーパードライ(^^)


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帰りの担当のCAさん、とても良い方だった

ANAのサービスの真髄を実感したフライト


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帰りは、和食をチョイス


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【前菜】
ムール貝の素焼き・鴨の燻製松茸巻き・芋田楽・海老芝煮

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【酢の物】
大ヒラメのみぞれ酢和え


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【小鉢】
嵯峨野豆腐・なめこ餡かけ


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【台の物】
フォアグラと大根のステーキ・野菜の焚き合せ


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青豆ごはん

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【デザート】
温製バナナのタルトレット&バニラアイスクリーム添え


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食事後、静まり返っているNEW STYLEのCクラス

僕も疲れて、熟睡・・・ZZZ


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一眠りをして気づくと、もうCAさんが食事を配っていた


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到着前の食事は、洋食をチョイス

「オムレツとピザの職人風」とメニューには載っている


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12時間のロングフライトを終え、成田に到着

オープンスポットに止まった為に、バスにてターミナルまで

今まで乗ってきたポケモンジェット、長旅お疲れ様!


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長い中欧紀行は、これにて終了!

やっぱり、欧州って最高♪

2004年10月14日

帰国しました

9日間のおそ~い夏休みを取って、欧州で休暇を取っていました。

フランス・アヌシーに時間があれば行きたかったのですが、
今回は、中欧を中心にブラブラしていたので、時間がなく、アヌシーに行けず。。。

今回の休暇中の出来事トップ5♪

【1位】
最終日にロンドンに急遽、寄り道をして、ロンドン在住の友人と2年ぶりに食事。
ロンドンのダイアナ妃ご用達レストランで食事をして、これもまたダイアナ妃が愛した超最高級ホテルのリッツのメインバーで、2人して泥酔状態に陥る(苦笑)

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