世界各国を旅するRikiyaがつづる、日本で最も古い旅ブログ&日本最大級の旅ブログです


2004年10月03日


中欧紀行~ロストバッゲージ&ザルツブルグへ

szr_to34.jpg

とりあえず、フランクフルトまで、ルフトハンザ航空(LH4737)で行く。
17時40分発だ。

しかし、現在、17時40分。。。。

この遅れが、あとあと、大変な結果になろうとは(涙)

18時ようやく、搭乗開始。


プッシュバックされたのが、18時

えんえんと、誘導路を走り、離陸待ちをして、
テイクオフが18時30分・・・・。

ま、まずい。。。。

szr_to37.jpg

とても綺麗な夕焼け

szr_to40.jpg

ようやく、1時間遅れで、フランクフルト・マイン国際空港に到着。

スポットインは、こんあ大型機材なので、搭乗橋があるスポットだろうと思ったら、
沖止め。。。

バスで、Bターミナルに入ったのが、21時

なんで、こんなに焦っているのかというと、まだここから乗り継ぎがあるのです(涙)

それも、出発時間は、21時20分。

私のベース空港である、フランクフルト・マイン空港は、隅々まで
熟知しているので、出発のゲートまで急いで行った。

そうすると、空港アナウンスが流れている。。。。

ドイツ語で、私の名前を言っている。。。
ひえ~~~~。

よやく、ゲートに到着。
時間は、21時15分


出発まで、あと5分だ。

szr_to43.jpg

ザルツブルグ行きのオーストリア航空(OS270便)
チロリアン航空の共同運航便だ。


ゲートまで来たが、搭乗はしなかった。

なぜか?

常識的に考えて、絶対に荷物が間に合わないからだ。


ルフトハンザ航空のお姉さんと、英語でやり取りをする。


私 「ヒースローからの便が遅れて15分前についた。
   荷物が間に合わないので、確認をしてください!」

お姉さん 「私には、わかりません。そんなことはよいので、搭乗してください!」

私 「荷物が、常識的に考えても、無理でしょうが!
   この便に乗せるのが」

お姉さん 「いや、大丈夫だと思います」

私 「いや、絶対に無理!通常の空港ならまだしも、このフランクフルトですよ?」


お姉さんは、怒りだす。。。。
出発時間がない!乗りなさい!!と。

僕の航空券を無理やり奪い、自動改札機に入れた・・・。

うわ!そんな強行策にでるか。。。。。


最後にお姉さんにもう一度聞く。

私 「絶対に大丈夫なんでしょうね?僕は絶対に無理だと思います!」

お姉さん 「大丈夫!!早く乗りなさい!(ヒステリック気味に・・・」





で、仕方なしに搭乗した。

szr_to44.jpg

ザルツブルグ行きの機材、フォッカー70型機

飛行時間、1時間。

szr_to51.jpg

ザルツブルグ空港に着いたチロリアン航空。

本当に田舎の空港。
ターミナルまでは、歩いて移動。

szr_to50.jpg

夜景が美しい、ザルツブルグ空港のターミナル。
滑走路からの眺め。

szr_to52.jpg

さて、ターンテーブルから荷物をピックアアップしよう。

乗客は、全員で20名ほど。
まあ、すぐに荷物、出てくるだろう。


szr_to53.jpg

回っていたターンテーブルが止まった。
乗客は、全員いなくなった。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。







ほら!!!!!

完全に嘘つきだ。
ルフトハンザのお姉さん!!

ロストバッケージだ。。。。(号泣)

普通の旅行者なら、フランクフルト空港の乗り継ぎでも、
荷物のことなんて気にしないだろうけど、僕はそこらへんは
わかっているつもり。

絶対に無理だもん。。。。。

元、旅行社営業マン兼添乗員なんですから!

こうなれば、クレームを言う。

旅行において、絶対に引き下がってはいけないこと。

・オーバーブッキング
・ロストバッゲージ

この2点だ。

徹底的に、言わないといけない。

この時点で、深夜0時。
運悪く、僕が乗ってきた便が最終便。

空港の職員を探す。

で、そこから、どうにかしてくれ!とクレーム攻撃(笑)

ルフトハンザが大丈夫と言ったにもかかわらず、ロストになったというのは
どうして?といろいろ言う。

職員さんも、わからないと。。。。


で、調べてもらったら、やはり、僕の荷物は、フランクフルト空港に
置き去りにされているらしい。

空港職員に、明日の便で必ず、ホテルに運んでくれ!ということと、
今回の紛失のレポートを書かせて、ホテルへと向かうことにした。

szr_to54.jpg

誰もいない、到着ロビー。
そりゃそうだ、もう深夜1時30分・・・

szr_to55.jpg

空港のタクシー乗り場

ううう、、、タクシーがない。。。。

タクシー会社の電話番号を調べて、電話。

「すみません、空港まで1台来て頂戴・・・・」


そして、ホテルに着いたのは、深夜3時・・・・・。


szr_to57.jpg

これが、航空会社から提供された、お泊りセット。
とりあえず、これで、しのいでくれと。。。

そりゃ、そうだ。

着替えも、髭剃りも、ハミガキも、下着も全部、
ないんだもん。

持っているのは、お金とパスポートだけ。

このお泊りセットは、スターアライアンスの共通のものだ。

皆さんも、このお泊りセットはもらわないように
気をつけてくださいませ。

szr_to58.jpg

各国の人に対応するように、お詫び文にも
日本語で書かれていた。

英語・ドイツ語・フランス語・韓国語・中国語・アラビア語など
20カ国の言葉で。


szr_to59.jpg

下着・ハミガキ・ヒゲソリ・ローション・シャンプーなど、
いろいろ入っていた。

さて、寝よう。

今は、、、、朝の4時30分。
うううううう(涙)






















----------------------------------------------------------------------

前の記事: 中欧紀行~ヒースロー空港にて乗り換え・トランスファー
次の記事: 中欧紀行~ザルツブルグ・モーツアルトの生家

トップページへ: 我が心の故郷アヌシー&Rikiya's Diary

----------------------------------------------------------------------




コメントを投稿

(コメントは、管理人の承認があるまでは、コメントは表示されません。その際はしばらくお待ち下さいませ。)