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2004年04月07日


南仏プロヴァンス紀行6~Villefranche Sur Mer(ヴィル・フランシュ・メール)

将来というか、いや、実現するかどうかは不明だが・・・。

結婚をした場合、もう結婚式をしたい場所を決めている。
まあ、結婚しなければ、このプランも水の泡なんだけど。。。(苦笑)


コードダジュールの沿岸部に、
Villefranche Sur Mer(ヴィル・フランシュ・メール)という村がある。

特急電車はもちろんのこと、急行列車も止まらない。
普通電車は止まるけど、乗降客もほとんどいないという、穴場。







そして、ちょっと高台にある、無人駅のホームにたつと、
ヴィル・フランシュ・メールの村が一望できるのだ。

眼下にコート・ダジュールの港町ヴィル・フランシュの静かな入り江が広がる。

凪ぐ湾にパステルカラーの家々が並ぶ小さな漁港は、ロマンティックな海辺のリゾートとしてフランス人の憧れの的となっている。

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村の沿岸には、豪華客船や、ヨットなどが停泊している。
でも、村は、時間がとまったの如く、静かな村なのだ。


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サン・ピエール礼拝堂


このこじんまりとした街の一角にあるチャペル、サン・ピエール礼拝堂はこれまでどれだけの幸せなカップルの誕生を見守ってきただろう。

フランスを代表するアーティスト、ジャン・コクトーが装飾を手掛けたこのチャペルで式を挙げたふたりへのライスシャワーは、ヴィル・フランシュの優しく降り注ぐ陽射しとおだやかな潮風。

サン・ピエール礼拝堂は、1950年代にコクトーが10年がかりで足を運び、
神話的モチーフのフレスコ画を内観に施した。

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サン・ピエール礼拝堂の内部

南仏特有のピンクとオレンジを自由に組み合わせて描かれた、
だまし絵のような外壁も印象的な礼拝堂は、この小さな漁港の漁師達に
コクトーから捧げられたものだという。


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港のすぐそばに立つ、礼拝堂


愛すべき礼拝堂のはす向かいに対のように建つプチホテルは、
ヴィル・フランシュでのハネムーンを満喫するには最高の、オテル・ウエルカム。

コクトーが20年代から晩年の60年代まで、第2の家のように滞在し続け、
多くの作品を書き上げたという街一番の老舗ホテルだ。

港に面したバルコニーでとるプチ・デジュネは、
ふたりの最高の思い出になること間違いない。
















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コメント (6)

はじめまして。Rikiyaさん

私も、数年前この教会に行きました!
ほんと小さな小さな教会ですよね~。
でも、あの小さな小さな駅とプロバンスの海と・・
今でも鮮明に記憶に残っています。

投稿者:まめ | 2008年01月12日 21:18

まめさん、こんにちは!


はじめまして!

おお、いかれましたか!
あまりこの街には観光に行きませんから、穴場ですよね~

駅から見る風景が本当に最高なところです!

投稿者:Rikiya | 2008年01月14日 15:43

 Rikiyaさん、初めまして。

 私もヴィルフランシュ・シュール・メールが大好きです。
随分と前に一度だけ立ち寄りましたが、素晴らしい風景が忘れられません。その時は車で立ち寄りましたが、別の日に列車の車窓から垣間見た風景においても、ため息がでたのを鮮明に覚えています。
 私はニースとカンヌの間の沿線が好きで、自宅を構えることも考えてはみましたが、この数年のユーロ高で夢となりました。。。
 
 
 

投稿者:Mari | 2008年09月22日 21:27

Mariさん、こんにちは!

はじめまして
コメントありがとうございます!



Mariさんもヴィルフランシュ・シュール・メールがお好きですか!

何だかコートダジュールにあるのに、コートダジュールでない雰囲気が良い感じなんですよね~
特に列車の駅のホームから見るこの街並みは絶景ですよね!



ぜひぜひ、自宅を建てられた折には、ご自宅へ呼んでください(^_^;)



今後ともよろしくお願い致します!
ありがとうございました。

投稿者:Rikiya | 2008年09月27日 12:47

 Rikiyaさんへ

 ヴィルフランシュ・シュール・メール大好きの私ですが、その素晴らしさは
知られてないようです。

 アヌシー同様、その素晴らしさを広めてくださいね♪

 南仏に自宅を構えることは全く持って夢となりましたが、時折観光には
訪れたいと思っています。
 
 夏のカンヌは、観光客のために花火がしょっちゅうあがってました。
でも、この記憶も随分前ですので、今は。。。どうなんでしょう。

 コメント書いていましたら、渡仏したくなりました!!
その時はアヌシーにも立ち寄りたいと思います。

投稿者:Mari | 2008年10月02日 21:30

Mariさん、こんにちは!


遅くなりまして申し訳ございません。
お詫び申し上げます。

機会がありましたら、是非是非、アヌシーへお越し下さいませ。
南仏とはまた違ったフランスの良さを発見できるものと思います(^^)


投稿者:Rikiya | 2008年10月10日 19:35

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