2004年04月02日
南仏プロヴァンス紀行~アヴィニヨン
次の日、急行列車でアヴィニヨンを目指す。
のどかな牧草地帯を列車は駆け抜ける。1時間20分でアヴィニヨンに到着。
【プロヴァンス地方・アヴィニヨン】
フランス王とローマ法王庁の対立により、1309年教皇クレメンス5世がアヴィニョンに
滞在することになった歴史的に有名な「アヴィニョン捕囚」の舞台。
以後1377年にグレゴリウス11世がローマに戻るまでこの「捕囚」は続くが、事実上
「キリスト教界の首都」となったアヴィニョンには法王庁宮殿や、
現在はプティ・パレ美術館として利用されている大司教館など当時の建築が残る。
毎年夏には国際的な演劇祭が開催される。
この演劇祭は1947年にはじまったもので、地方都市の文化活動としての模範となった。
【法王庁 LE PALAIS DES PAPES】
14世紀、ローマから移った法王のために建てられた宮殿兼城塞。
10基もの塔を巡らした堅牢な外壁の内側は1万5000平方メートルという広大さ。
シンプルな装飾の北の旧宮殿と豪華な装飾の施された南の新宮殿が対称的。
あ~、素晴らしい。。。
法王庁の宮殿の屋上テラスから眺めるアヴィニヨンの街並み
街を散策していたら、急にこのワンちゃんが近寄ってきた。
僕に興味があったらしい(笑)
かわいい(^^)
【サン・ベネゼ橋 PONT ST BENEZET】
童謡『アヴィニョンの橋の上で』で知られる橋。
12世紀後半、ローヌ川に最初に架けられた石橋で、もともとは22のアーチに支えられた
全長900メートルの大きな橋だったが、17世紀の大洪水で18のアーチが流され、
現在は川の途中で切れたままとなっている。
「アヴィニヨンの橋の上で踊ろうよ、踊ろうよ」の歌で、世界的に有名。
僕も、少しだけ、橋の上で踊ってみた。
南仏のカフェの代表的な昼食。サラダとハムとパン。
ローヌ川の対岸から、法王庁とサン・ベネゼ橋を眺める
帰りは疲れたので、新幹線でマルセイユに戻る。
そのアヴィニヨンの新幹線の専用駅。
駅とは思えないぐらいお洒落な外観・・・。さすが、フランス。
新幹線でマルセイユ到着。駅を出て、旧港まで歩く。
素敵なプロヴァンスの夕暮れが、僕を待ち構えていた・・・。
豪華なヨットが並ぶ
旧港から歩いてすぐのところで、夕食。
マルセイユ名物「ブイヤベース」を注文。
なかなか、本物のブイヤベースを食べさせる店がないマルセイユでも、ここは格別!
素敵な中世の街並みのアヴィニヨン。
あ~、プロヴァンスは最高です。

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コメント (2)
はじめまして。
どうしても南フランスに行きたくて、
いろんな旅行ブログをみているうちに、辿り着きました。
こんなにたくさんいろんな国に旅行されてるなんて、
驚きとともに、羨ましく、そして興味深く、読ませて頂きました。
時々お邪魔します。
投稿者:Seiya | 2008年05月31日 18:45
Seiyaさん、こんにちは!
はじめまして!
コメントありがとうございます~
旅行のことしか載っていないブログですが、また訪問下さいね。。。
ありがとうございました!
投稿者:Rikiya | 2008年06月02日 16:15
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