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2005年05月13日


パリ症候群

私の大好きな国の首都・パリ



そんなパリで、「パリ症候群」が発生している

パリ在住の日本人の中に鬱病を発するものが多く(毎年百人程度)、中にはかなり重篤なものも含まれる。

これを現地に在住のドクター太田という方が、
「パリ症候群」(syndrôme de Paris) と命名した。








「診察者の73%は女性で、20代、30代が突出する。バブル経済期には、仕送りは多いが、学習意欲が低い女性が大挙留学し、言葉の壁に跳ね返される例が相次いだ。いま危ないのは転職志望の女性たちだ。仏語を身につけ、服飾や旅行、メディア関係の『パリらしい』仕事をしたい。そんな夢想を抱いた人たちがこの街に来て打ちひしがれる。」

とのこと。


典型的な症候は、将来への見通し不安とことばによるコミュニケーション失調。

それから対人恐怖、外出恐怖、「自分をバカにしている声が聞こえる」ようになり、妄想を発して強制入院、自殺未遂に至るケースもある。

原因についてドクター太田はこう語っている。



「日本のサービスの質は官民ともに世界最高だが、フランスは残念ながらその対極に近い。日本基準のままだと不快な体験を重ねることになる。きちんとした日本人はこの国のいい加減さではなく、それについていけない自分を責めてしまう。」


この気持ち、わかるような気がしますね。

僕も、欧州がとっても好きですが、やっぱりサービスという部分では困惑部分も

でも、そこは僕。

昔から、「郷に入れば郷に従え」の言葉を充実に守り、逆にそのギャップを楽しんでいます。


あ~、僕はパリ症候群には、かからないのかな~。


でも、違う意味での「パリ症候群」にかかっています。

パリに行きたくて仕方がない症候群(笑)


shannze.jpg

私の大好きなシャンゼリゼ
















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コメント (1)

えぇッ、、「パリ症候群」ってフランスってそんなに冷ややかなお国柄なんですか? 。°°・(;>_<;)・°°。
カタコト英語に優しい他国とは違うんですネェ。
欧州に行くのがますます怖くなってしまった私…
日本でもカタコト日本語で一生懸命話し掛けてこられる外国人には優しい気持ちで接する事できるのにぃ…

投稿者:Rino♪ | 2007年04月06日 14:26

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