2003年12月31日
南イタリア紀行3~カゼルタ宮殿
ローマで1泊した後、車にて、えんえんと高速道を走る。
目指すは、イタリアで最も雄大、華麗といわれる宮殿と庭園、
南イタリアのヴェルサイユ宮殿と言われる、カゼルタ宮殿だ。
途中のドライブンインで休憩。
そうすると、後ろには、素敵な風景が広がっていた。
日本では、今頃、紅白歌合戦が始まった頃だ。
お腹がすいたので、食事にする。
ワインが美味しい! さすがイタリア!
また、車を走らせ、ようやくカゼルタの街に到着する。
カゼルタは、ナポリのほぼ真北に位置しており、カゼルタ県の県庁所在地。
県庁所在地とはいっても、観光でこの町を訪れる人であれば、
現在の市街地部分にはほとんど用がないはず。
ここを観光で訪れる人の目的は、ただ一つ。
それはユネスコの世界遺産にも指定されている王宮だ。
ブルボン家のカルロス7世によって、18世紀に建てられたこの王宮は、
建築家ルイジ・ヴァンヴィテッリによって設計された。
そしてその設計の際に手本とされたのが、フランスのベルサイユ宮殿だったそうです。
残念ながら彼はこの王宮の完成を目にすることなく亡くなってしまいましたが、
その意志は息子のカルロに継がれ、彼の手によって完成されました。
この歴史ある王宮は、「見る」というよりも「歩く」という感じが、
ぴったり当てはまる感じがします。
なぜならとても広いから。
ゆっくりと歩いてみようと思ったら、丸一日はかかることを
覚悟しなければならない程だ。
宮殿内部。本当に素晴らしい。
これだから、欧州は好きなんだ。
素晴らしい庭園が続く。
世界遺産の宮殿を見て、涙した。
本当に、素晴らしいんだもん。
そんな涙した時間をみると、日本ではもう正月を迎えていた。
さあ、僕も南イタリアで正月を迎えよう。
今年も、無事、過ごす事ができた。
また、来年も良い年でありますように。
この後、正月を過ごすアルベロベッロへと向かった。

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